GoogleのAIツール「NotebookLM」に、視覚的な情報整理を可能にする新機能「マインドマップ」が追加されました。アップロードされた文書から主要なトピックやアイデアを抽出し、関連性を分かりやすく表示することで、情報整理の効率化、学習・研究への応用、アイデア出し・企画立案への活用が期待されます。

NotebookLMの新機能「マインドマップ」とは
NotebookLMは、Googleが提供するAIを活用した情報整理ツールであり、大量の文書や情報を効率的に整理し、理解を深めることを目指しています。今回、このツールに新たに搭載されたマインドマップ機能は、アップロードされたソース文書を視覚的に要約し、主要なトピックとアイデアを分岐図として表示するものです。この機能によって、ユーザーは文書全体の構造や主要なテーマを容易に把握し、情報間の関連性を視覚的に理解することが可能になります。
マインドマップ機能は、具体的には、ソース文書の全体像を把握したり、新しいトピックの主要な概念を理解したり、アイデア間の関連性を見つけたり、情報を構造化して理解と記憶を促進したりする上で役立ちます。
この機能の使い方は簡単です。まず、NotebookLMでノートブックを開き、チャットで「マインドマップ」チップをクリックします。すると、スタジオパネルに生成されたマインドマップが表示されます。マインドマップの表示範囲は、ズームインやズームアウト、スクロールによって調整でき、ブランチを展開したり折りたたんだりすることで、詳細を表示したり、上位レベルのビューを表示したりすることができます。また、マインドマップ内のノードをクリックすると、その特定のトピックについてチャットで質問することも可能です。生成されたマインドマップは、表示の展開/折りたたみ、ダウンロード、共有が可能です。ノートブック全体を共有したり、マインドマップをダウンロードして共有したりすることもできます。


マインドマップ機能は、様々な場面で活用できます。例えば、大量の情報を視覚的に整理することで、情報の全体像を把握しやすくなり、効率的な情報整理が可能になります。また、複雑な概念や情報を視覚的に整理することで、理解を深め、記憶を促進するため、学習や研究にも応用できます。さらに、アイデア間の関連性を視覚的に表現することで、新たな発想や企画の立案にも役立ちます。
「マインドマップ機能」について一言
NotebookLMはGoogleの提供する情報整理の効率化ツールです。ドキュメント、ウェブサイトの要約だけでなく、YouTubeの文字起こしなどにも対応しており、外部情報を理解する際に非常に便利なツールでした。ここにマインドマップ機能が追加されたことで、NotebookLMは最強の情報整理ツールとして更に身近になりそうです。マインドマップツールとしては香港のXMind社が2024年に開発したMapifyが有名で使われてきましたが、NotebookLMのアップデートを機に乗り換えるユーザーも多く出てくるのではないでしょうか。
ツールとしての有用性という観点に加え、サービス提供者サイドとしては、Googleのようなメガテック企業であればちょっとした機能追加は一瞬であり、たとえそれがニッチ領域であっても、隣接領域である場合には、即実装されてしまう。また(結果的にどうかわかりませんが)シェア争いに巻き込まれてしまうということを改めて意識させられる事象でした。
出所:Mind Maps
